平安から室町文学
『竹取物語』は、平安時代初期(10世紀頃)に成立した日本最古の伝奇物語(かぐや姫が貴公子たちの求婚を退け、月へ昇天していく話)である。
『源氏物語』は、紫式部によって書かれた日本文学の最高峰といえるもので、平安時代中期(11世紀初頭)に成立した。

『大鏡』は、平安時代終わり頃(12世紀前半)までに成立した歴史物語である。
『方丈記』は、鴨長明による随筆で、鎌倉時代(13世紀初頭)に成立した。『方丈記』は「ゆく出会い系河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず(川の流れは涸れることなく、常に流れていて、もとの水ではない)。」と、人の世の無常を川の流れに寄せた詠嘆的な調子で語り出会い始めている。

『花伝書』は、世阿弥による能楽論で、室町時代(15世紀)に成立した。
プラスアルファ
【鏡物(かがみもの)】
四鏡(大鏡、今鏡、水鏡、増鏡)の歴史物語を「鏡物」といいます。「鏡」は、「世の中の姿を映す」という意味から歴史を指すといわれています。

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